2012年05月09日
「いくら借りられるか」より「いくら返せるか」が大事
さて、こうやって毎月の希望返済額と返済期間、そしてボーナス返済を利用するかどうかの条件が決定すると…
そうです。
「逆算して借り入れ額が決まる」のです。
実はこれは当たり前のように聞こえますけれども、とても大事なことです。
どこが大事かとういうと「逆算して」という部分です。
「いくら返せるか?」
「いくら返したいか?」
という事がスタートになっているのです。
そんなの当たり前でしょ。
と思われる方がいらっしゃるかと思います。
当たり前と思えるあなたの考え方は正しいのですが、一般的に家づくりの現場で行われていることは、その「逆」であることがほとんどです。
「いくら借りられるか?」
「いくら借りなければならないのか?」
という所からスタートしている方がほとんどです。
なぜこういう間違いをしてしまう方が多いかは後で改めてご説明しますが、これはとても危険なことです。十分注意してください。
それでは、例を挙げて考えてみましょう。
例) ○○家の場合
・無理せず返せる額は月々8万6000円。
・ボーナス返済は一切なし。
・現在40歳で定年は60歳なので、返済期間は20年。
・元利均等返済、金利は2.65%(長期固定金利を選択)。
↑として「逆算」すると、借り入れできる額は……
約1600万円、となります。
※ちなみに逆算するには複利計算のできる特殊な電卓が必要になります。
「えーっ!これしか借りられないの?」
と思われた方もいるかもしれません。
「もっと借りようと思っていたのに…」
なんて方もいるかもしれません。
この段階で気がついて良かったですね。
だって、この額を算出するプロセスをよーく思い返してみてください。
そうです!
ここではじき出された数字は、○○家にとって無理のない返済から逆算した、もっとも適切な借入額なのですから…。
そうです。
「逆算して借り入れ額が決まる」のです。
実はこれは当たり前のように聞こえますけれども、とても大事なことです。
どこが大事かとういうと「逆算して」という部分です。
「いくら返せるか?」
「いくら返したいか?」
という事がスタートになっているのです。
そんなの当たり前でしょ。
と思われる方がいらっしゃるかと思います。
当たり前と思えるあなたの考え方は正しいのですが、一般的に家づくりの現場で行われていることは、その「逆」であることがほとんどです。
「いくら借りられるか?」
「いくら借りなければならないのか?」
という所からスタートしている方がほとんどです。
なぜこういう間違いをしてしまう方が多いかは後で改めてご説明しますが、これはとても危険なことです。十分注意してください。
それでは、例を挙げて考えてみましょう。
例) ○○家の場合
・無理せず返せる額は月々8万6000円。
・ボーナス返済は一切なし。
・現在40歳で定年は60歳なので、返済期間は20年。
・元利均等返済、金利は2.65%(長期固定金利を選択)。
↑として「逆算」すると、借り入れできる額は……
約1600万円、となります。
※ちなみに逆算するには複利計算のできる特殊な電卓が必要になります。
「えーっ!これしか借りられないの?」
と思われた方もいるかもしれません。
「もっと借りようと思っていたのに…」
なんて方もいるかもしれません。
この段階で気がついて良かったですね。
だって、この額を算出するプロセスをよーく思い返してみてください。
そうです!
ここではじき出された数字は、○○家にとって無理のない返済から逆算した、もっとも適切な借入額なのですから…。
2012年04月20日
多くの人が明確に答えられない「住宅ローンの返済額」
突然ですが、
あなたの家では、お金の管理は誰がしていますか?
一般的なご家庭では、奥様が家計をやりくりし、ご主人はお小遣いをもらっているというパターンが
多いかもしれません。私もそうです。
別にどちらが管理をしてもかまいませんが、もしあなたが住宅ローンを借りて家づくりをしようと考えているなら、
「家を建てた後、無理なく返済していける毎月の住宅ローン返済額」を
本当の意味で把握しているか、と言う事が本当に大切になります。
さらに、近い将来、ご家族に起こりそうな変化と、それに伴う家計の変化も把握していることが大事です。
例えば…
あと8年すると子供が18歳になり高校を卒業する。
大学に進学させたいと思っている。
授業料・仕送り含めて毎月○○万円必要になる。
あと3年すると奥様が職場復帰できる。
所得が○○万円増える。 など。
そういったことです。
何でこんなお話をすると思いますか?
そうです。住宅ローンの条件はそう簡単に変更できないからです。そして長期間続くからです。
車のローンはせいぜい5年、仮にどうしようもないくらい生活が苦しくなってしまえば、最悪の場合
車を手放すこともできます。
家の場合はそう簡単にはいきません。
だから将来的にも無理なく返済していくことが出来る住宅ローン返済額をきちんと把握しておくことがとても大切なのです。
「そんなことはわざわざ言われなくてもわかっている。家を建てようとしているのだから、それくらいの事は
考えるのが当然でしょう」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際の家づくりの現場においても、「住宅ローン返済に毎月いくら払えますか?」という質問に対して、
すぐに「○万○千円です!」とビシッと答えることが出来るご家族は、実はあまりいらっしゃいません。
ほとんどのお客様がこんな感じです。
私「住宅ローンの返済に毎月いくら払えますか?」
ご主人「うーんと○万円くらいかなぁ?」
奥 様「えーっ!そんなに払えないよ!」
ご主人「そうかぁ…じゃあ○万円くらい?」
奥 様「そのくらいなら何とかなると思うよ…たぶん」
いかがですか?
あなたはこんなふうにならないと言い切れますか?
そのためにもまずは「無理なく返済できる住宅ローンの額」について、
ご家族でとことん話し合いましょう!
あなたの家では、お金の管理は誰がしていますか?
一般的なご家庭では、奥様が家計をやりくりし、ご主人はお小遣いをもらっているというパターンが
多いかもしれません。私もそうです。
別にどちらが管理をしてもかまいませんが、もしあなたが住宅ローンを借りて家づくりをしようと考えているなら、
「家を建てた後、無理なく返済していける毎月の住宅ローン返済額」を
本当の意味で把握しているか、と言う事が本当に大切になります。
さらに、近い将来、ご家族に起こりそうな変化と、それに伴う家計の変化も把握していることが大事です。
例えば…
あと8年すると子供が18歳になり高校を卒業する。
大学に進学させたいと思っている。
授業料・仕送り含めて毎月○○万円必要になる。
あと3年すると奥様が職場復帰できる。
所得が○○万円増える。 など。
そういったことです。
何でこんなお話をすると思いますか?
そうです。住宅ローンの条件はそう簡単に変更できないからです。そして長期間続くからです。
車のローンはせいぜい5年、仮にどうしようもないくらい生活が苦しくなってしまえば、最悪の場合
車を手放すこともできます。
家の場合はそう簡単にはいきません。
だから将来的にも無理なく返済していくことが出来る住宅ローン返済額をきちんと把握しておくことがとても大切なのです。
「そんなことはわざわざ言われなくてもわかっている。家を建てようとしているのだから、それくらいの事は
考えるのが当然でしょう」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際の家づくりの現場においても、「住宅ローン返済に毎月いくら払えますか?」という質問に対して、
すぐに「○万○千円です!」とビシッと答えることが出来るご家族は、実はあまりいらっしゃいません。
ほとんどのお客様がこんな感じです。
私「住宅ローンの返済に毎月いくら払えますか?」
ご主人「うーんと○万円くらいかなぁ?」
奥 様「えーっ!そんなに払えないよ!」
ご主人「そうかぁ…じゃあ○万円くらい?」
奥 様「そのくらいなら何とかなると思うよ…たぶん」
いかがですか?
あなたはこんなふうにならないと言い切れますか?
そのためにもまずは「無理なく返済できる住宅ローンの額」について、
ご家族でとことん話し合いましょう!